某公園で起きて、6時開店のコインランドリーに滑り込む。
手持ちの服がほぼ全てびちゃびちゃ。
靴もぐちゃぐちゃ。
僕の心もげちょげちょ。
そんな僕に一服の清涼剤。
協力隊同期でタンザニア隊員だった、根室在住のヤギ姉が差し入れを持ってきてくれました!!

身と(カロリー的に)心に(傷を癒す的な意味で)効きます。
ありがたいありがたい。
タンザニアの家にお邪魔して暑すぎて上半身裸で料理をさせてもらった話や、キリマンジャロ登山の話なんかをして盛り上がる。
いや~、懐かし楽しい!!
嬉しいねぇ。
話は変わって、コインランドリーってすごいんですな。
全自動、洗剤いらず。
おまけに靴の洗濯機に乾燥機まで。
こりゃすごい。
全て放り込んで再びしばし歓談。
その後、やぎ姉の先導で本当の日本最東端駅、東根室へ

こういう分かりやすいランドマークに到達する度に、
「まさか自分がこんなところにいるなんて」
と思う。
最東端の線路

靴が8割くらいの乾きだったので、今日だけサンダルでこぐ

なんか忍者みたい。
停車駅少なすぎでしょ!!

と鬼の首を取ったように騒いでいたら
「かなり省略されてるよ」
とのこと。
そりゃそうですよね~
さて、そろそろ出発しないと。
もう9時半を回っている。
目的地は120km先の釧路だ!!
国道44号を通れば最短ルートで行けるが、その道を行くと、厚床まで同じ道を通ることになる。
それはなんだか気分的に嫌なので、142号を選択

道沿いにはほぼ農場か森しかなく、交通量も少ないので走りやすい。
昆布盛

いい景色だ

海に出たところで休憩。
先日の大雨で粘着力が取れてしまい、だらりとしたグリップを直す
before

after

直す、というかガムテによる応急処置ですが。
悔しいけど多少天気も良いので、濡れたテントを乾かす。

ホントに釧路着けるのかしら??
ちなみにこの道路、シーサイドラインという名前がついてはいるが、結構山の中も通る。
初めて見た、防霧林。

あるんですね~
ということで山の中を走っていると、

ガサガサッ
ん??
なんだ?

シカだ~!!!!

いるんですね~。
少しの時間相対した後、森の奥へと行ってしまいましたが、そんなに跳躍する必要あるか?ってくらい飛び跳ねてました。
どうでもいいですが。
12時半に厚床着。
ここで、2日前にもお昼ご飯を食べたセイコーマートへ。
悲劇。
お昼ごはんをどうしようか
散々悩んだ挙句、時間は無いけど袋ラーメンを買って料理することにしたんですよ。
やぎ姉からもらった煮卵入れて食べたらうんめぇだろうなーって。
それに、同じくもらったおにぎり合うだろうなーって。
で、ラーメンを買って、調理準備をしていたわけですよ。
そしたらね、水が足りないんです。
しょうがない、セイコーマートのトイレで水を汲むかと水筒を持ってその場を離れたら
バサバサ
ガシャガシャ
バサバサ
不穏な音がして、振り向いたわけですよ
やられました。
カ ラ スおにぎり持っていかれましたよ。
えぇ、新しいの買いましたよ。
一難去ってまた一難。
再び道東のイメージは下がってしまったわけです。
こんちくしょーーーーーー!!!!!!!!!!!!!
しかし悔やんでいる時間は無い。
あと96kmこがないと苦笑
良い景色を

堪能しながら

2時間かけて厚岸道の駅到着

ここは「グルメパーク」と別称が着いているだけあって、厚岸名産の牡蠣を使った料理がたくさん。
でも仙台でも食べられるんですよね。おいしいやつ。
それに、1200円も出せないよ…なのでグルメは完全にスルーして、景色だけをおいしくいただく。

釧路方面、完全に靄がかかってます。
遠くから見るとああいう風に見えるんですね~
まるで雲がかかっているかのよう。
お馬さんを見て癒されながら

2時間かけて釧路到着。
あっさり書きましたが、かなり疲れました笑
詳しく書くのがしんどくなったので。
有名な幣舞橋の夕暮れ

こんなネオン、札幌以来だ~

釧路、むちゃくちゃ都会です。
びっくり。
さあさあ、腹ぺこ腹ぺこ
調べてみると釧路市内には大盛りのメニューを提供する店が多くある。
今夜は時間も遅いし、ビールと一緒に楽しみたいので、大盛りザンギ弁当が有名なyamyamへ。
ザンギ弁当

ふたが閉じきってません。
あけると

こんな感じ。
全く伝わらないでしょうが、500ml缶より少し小さいくらいのザンギが6個。
しかもうまい。
このコストパフォーマンスはありえない!!!!
チャリダー必食と言えるかもしれません。
ただ、バランス的に炭水化物が圧倒的に少ないので、そこは何がしかで補う必要がありますが。
個人的にはビールでの補強がオススメです笑
疲れちゃった。

走行距離:149km
平均時速:21km/h
明後日からまた天気悪い。
浦幌か帯広で停滞か…?